リレー・フォー・ライフとは?

はじめに

「がん患者は24時間がんと闘っている」

リレー・フォー・ライフ(命のリレー)はがん患者や家族、その支援者らが公園やグラウンドを会場に交代で24時間にわたって歩き、がん征圧への願いを新たに絆を深めあう寄付イベントです。 寄付金は広く対がん活動に使われます。 はじまりは1985年にアメリカ人外科医であるゴルディー・クラット氏が、がん患者を励まし対がん運動組織に寄付する目的で、「がんは24時間眠らない」 「がん患者は24時間がんと闘っている」をメッセージとしてフィールドを走ったことから始まりました。 参加者がリレー方式で24時間歩きながら寄付を募る形式で定着し、現在は全国に広がり全米約5,500カ所、世界20カ国で開催されているます。 日本国内では2006年9月、つくば市で第一歩を踏み出しました。 現在では日本全国に広がり、実行委員会や地元のボランティアの協力のもと各地で大いに盛り上がっています。


RFLの楽しみ方

参加する!

RFLに参加

・チームとして参加
チームを組んでみんなでリレーウォーク!
当日はチームテント内で、久しぶりに会う仲間との
交流を楽しんでください。
患者さん仲間を募って、サークル仲間、ママ友、会社の同僚を誘って、
などなど色んなチームが参加しています。
もちろん、サバイバーさんを応援するためにチームを
作って参加してください。
・ステージ参加
ダンス、歌、演奏などなど、あなたの得意なパフォーマンスを披露。
がんの啓発セミナーなど、様々な催し物が行われます。
・チャリティイベントを組んで、寄付を募る
【お問合せにて必ず事前の連絡をお願いします】
フリーマーケットで手作りグッズの提供で募金を募る
チャリティコンサートを企画する
……など、あなたのアイデアでいろんな企画をお待ちしております。
・RFLスポットを訪ねる
募金箱設置店で紹介されているお店へ訪れてみよう。
新たな出会いがあるかもしれませんね。
・募金箱を設置しての参加
設置したい、ご協力いただけるお店のオーナー様、医療関係者様はコチラへ

RFLの裏方で参加する

・実行委員会
2014年9月27日(土)~28日(日)にRFLジャパン静岡2014開催決定!
仕事や学業のかたわら、時間をとりながらスタッフたちは活動中です。
当日までの企画や広報、設営など…いろんな方のご協力をお待ちしています。
規模も大きいのでやりがいも十分あります。
興味のある方は、お問い合わせください。
・ボランティアスタッフ
イベント当日の会場設営、会場までの案内、イベント時のサポートなど。
イベントを作り手の立場かた見たい、ボランティア大好き、仲間と楽しくやりたい
気軽に参加してみたい、RFLに興味がある…などなど
数時間のお手伝いでも、当日ボランティアとして、また事前ボランティアとして
一緒にRFLを作りましょう。
興味のある方は、お問い合わせください。

イベントを楽しむ!

リレーウォークを楽しむ
チーム参加が基本ですが、個人でも参加できます。お一人でも大丈夫!
「お一人の参加者歓迎」のマークのあるチームと一緒に、リレーウォークを楽しみましょう
仲間と歩きながらおしゃべりを楽しみ、他チームのテントを覗いたり、
フィールドのパフォーマンスに参加しましょう。
会場ステージを楽しむ
夜間越えをするRFLは、各種ステージプログラムが用意されています。
歌やダンス、演奏などのパフォーマンス、サバイバーズトークショー、
啓発の講演や絵本の読み聞かせなど、ゆっくりお楽しみください。
ルミナリエ
夕方、空が暗くなり始めると、フィールドを囲っていた白い紙のバッグにキャンドルが灯され、あたりを照らします。
希望(HOPE)のともしびです。
愛する人や家族とともにここに来ることが出来なかった人を忍び、ここに参加できた人を讃えます。
チームテント内を楽しむ
参加チームごとに、個性あふれるテント内活動をしています。マッサージ、手作り小物や不用品販売など、
テントでの売り上げ(経費を除いた分)を、ご寄付頂きます。
スタッフの啓発テント、サバイバーズ交流テントなど、チーム以外のテントに立ち寄り楽しんでください。

その他

ブログ、facebook、などでつぶやいてみる
身近なサバイバーさんに、イベントがあると声をかける
静岡ではまだまだ認知度の低いRFLです。
少しでもがん患者さんやそのご家族の支えになれるよう
呼びかけてもらって、知ってもらうことが大事だと考えています。

→RFLジャパン静岡実行委員のブログ

→facebookページ

がん検診に行ってみる
がんになっていなくても…もしかしたら!?
早期発見、早期治療が大事です。
がんに対する啓発、意識向上も立派なリレー・フォー・ライフの関わり方です。

サバイバーとケアギバー

RFLでは、あなたはがんですと医師から診断された方を「サバイバー」とお呼びします。
辛い治療に耐え、がんを克服した方の勇気を讃え祝福する場がRFLです。

  • サバイバーの前には多くの困難が待ち構えています。
  • がんと告知された瞬間からその人はサバイバーとなる。
  • サ私たちには想像もつかない悩み、不安、痛みと向き合うこととなる。
  • どんな問題があるか…それを見やすく整理してみました
  • 治療中や退院後の副作用や後遺症、疼痛、しびれなど
  • 闘病や再発・転移などへの不安、恐怖、怒り
  • 働きたいのに場所がない、治療費の支払い、家族関係、誤解や偏見

家族も含め、周囲の人たちは退院後の患者、サバイバーがこのような困難な問題を抱えていること自体を知らないのです。

「ケアギバー」とは、サバイバーを支えている家族、友人、同僚、医師が看護師などの医療従事者すべてです。
患者を支えている全ての人が「ケアギバー」です。


こんなに笑ったり、感動して泣いたりしたことがあっただろうか?

(M.Sさん サバイバー RFL芦屋で初めてリレーウォークに参加する)

私は生まれたときから弱視でした。
目が見えないだけで、自分はかなり不幸だと思って生きてきました。
それが4年前に乳がんを告知されたとき、
「なぜ、この私が癌にならなければいけないの?」とかなり落ち込んで、生きる気力も失いました。
「何のために抗がん剤の副作用と闘わなければならないの?」と、日々家の中に閉じこもって泣いていました。
「もう、こんな私なら生きているのはイヤだ。目が見えない上に他人の世話になるなら、辛い思いをするなら、死んじゃった方がいい!」
自分が病気だということを人に言えず、まして抗がん剤で髪の毛が1本残らず抜けてかつらで隠していました。

ある年、ネットで患者仲間から芦屋で開催されるRFLについて教えてもらい、思い切って参加しました。
それまでは、ネットで情報を仕入れ、繋がっていた仲間は患者同士だけでした。
「私も辛い、あなたも辛い。だから辛いのは私ひとりじゃない!」と。
でも、RFL芦屋では患者だけではなく、家族や健康な人たちが
「何か出来ることはないか?」と、『がん』という2文字、私にとっては『恐怖』以外の何物でもないものに対して、集まって、協力していました。
「あぁ~生きていて良かった」と初めて思えた瞬間でした。
病気をしてから「こんなに笑ったり、感動して泣いたりしたことがあっただろうか?」
会場の真ん中で「私はがんですよ~!」と歩きながら、一緒に歩いてくれる仲間がいて、不思議に思いました。
参加したら楽しくて、自分が病人じゃないような感じがして、すごく元気をもらいました。

元気をもらうと、次は人に何かをしたくなります。
不思議なことに生きていて良かったなと思うと同時に、いま自分が生きていられるのはみなさんのおかげだと思うようになりました。
そう思える余裕がでてきたら、今度はみなさんに何かしたいと思うようになりました。
人と人との繋がりが、どれだけ自分のパワーになったか身をもって感じました。
RFL芦屋では、夜間も「いのちのリレー」としてタスキをつないで走ってくれる人たちがいました。
患者の私たちが休んでいる間に、代わりに途切れることなくランナーが走ってくれました。
患者が一番恐れている「何かが途切れてしまうこと」、それを笑顔で繋いでくれました。
今も、すごい自分の治療の励みになっています。

「がんになって良かった」なんて絶対に言えませんが、この病気をしたからRFLに参加でき、そこで友だちができ、力がわいてきて、生きてて良かったと思えるようになりました。
これから生きていくのに、くよくよ毎日泣いても一日は一日。楽しく過ごしても一日は一日だとしたら、楽しく過ごした方がいいじゃないかなあ、と思えるようになりました。
楽しいことを見つけられて、生きている意味がすごく分かる気がした。
私が今胸を張って自信を持ってみなさんの前で話ができるようになったのは、RFLでみんなに勇気をもらったから。
手を貸してもらったら、私にできることをしていけばいいのかなと、強くなれました。
強くなれたと同時に、毎日が楽しくて楽しくて、性格も明るくなりました。
元気に生きよう!生きているって素晴らしいと思わせてくれたのがRFLでした。


私も誰かに暖かい手を差し延べられたら…

(S.Mさん サバイバー RFL静岡ジャパン2013実行委員スタッフ)

RFLを知ったのは、ある人のブログからでした。
サバイバーとして何気なく2007年のRFL芦屋に参加しました。
2006年9月に乳がんの手術を受けて、ちょうど1年になるころでした。
がんという病気は、手術を受けて原発巣が取り除かれたとしても、転移・再発という不安がつきまといます。

手術が終わってそれが終わりではなく、そこが出発点です。
どんなことが私を待っているのか、それはとても不安でした。
何かあるたびにもうどうでもいい、逃げ出したい、何度も思いました(逃げ出したこともあります)。
その中で、最初にテントの下で知り合った方が、こうおっしゃって下さいました。
「まだ1年なら不安でいっぱいでしょう。」
その言葉は、術後4年でいろいろな体験をされた方の、偽りのない暖かい言葉でした。
私はハッとしました、ここでは自分を防護しなくていいんだと思うと肩が軽くなった気分で開放感にひたることができました。
私にはまだそんな言葉をかける余裕はありませんが、いつかそんな言葉をさりげなくかけられる人になりたいと思いました。

それから1年、次は静岡で開催するための準備を進めている方たちのチームに入って、横浜のRFLに参加しました。
最後にみんなで歌うときに泣いてしまった私に、チームの方が私の背中をそっとたたいて下さいました。
その手はとても暖かくて、私の心の中に刻み込まれました。
私も誰かに暖かい手を差し延べられたらどんなにすばらしいことでしょう。
それには、このRFLをぜひ多くの方たちに知ってもらい、参加してもらうことが理想です。

人はいつか旅立ちます、それがいつなのかは、誰にもわかりません。
だからこそ、その時、その一瞬を輝かせようと一生懸命になります。
あなたの思い、家族の思い、仲間の思い、語ってみませんか。
とても心地よい癒しの空間が待っています。
それができるRFLは、すばらしいイベントだと思います。

現在はがんの治療も進んできて、入院治療よりも、通院治療に変わってきています。
日常生活を送りつつ、治療を続ける方もたくさんいらっしゃいます。
がん患者は日ごろは元気で頑張っていますが、治療がうまくいかない、
副作用がつらいなど、悩みも抱えています。
このRFLを通じて、一般の人にもがんという病気を知ってもらい、
そういう人達を暖かい眼差しで見守ってくれる地域社会を作っていきたいです。